父との数ある思い出の中によく思い出す一場面がある。

私が高校一年生の頃。
今思えば辞める気なんてなかった、と思う。
でもあの時は甘えかな〜我がままかな。
「辞めたい!」と言った時期があった。
一週間くらい休んだのかな、
日曜日、部活に行かない私に
「釣りに行こう!」と誘ってくれた。

二人きりの車の中
軽く話せる相手でもなかった当時の父
(結婚してからかな〜気軽に話せるようになったのは・・・)

父は道中

これから先の人生にも「イヤだ!」と思う事はたくさん起こるだろう。でも、その事から毎回逃げて行くのではなく頑張ってやり遂げてこそ、どんな辛い事にも乗り越えられる力がつくものだ。

そんな事を私に諭してくれた。

川に着いて目的の釣りをしていた時
何故だか私が川に落ちかかってしまった。
そしたらーーーー!
太目で、機敏に動ける父ではないはず
その父がウルトラマンの如く
「ガバッ!」と私の腕をつかみ・・・
それはそれは痛いほど。
私はというと「ぬかるみに足をとられた」程度で
始めはどうなる事か不安で叫び声を上げたかもしれない。
でももう父につかまれているし、流される心配はないし・・・
とにかく痛くて痛くて・・・状態。

そこから先は記憶がないけど

とにかく父が助けてくれた!という事。
そのバカ力に思わず「くくっ」と笑ってしまった事。

何があっても命がけで助けてくれるんだなぁ〜
としみじみ思ったっけ。

母と私と妹と・・・
女三人、父がさした大きな大きな傘に入っていたそんな感じだったなぁ。

パパー!
ありがとうねーーーーー!

コメント

naochan
naochan
2006年3月1日19:04

頼もしいお父様ですね。
小さい時はとても大きな存在だったんですね。
私の父も寡黙な人でした。家にいたときはそんなに言わなかったのに。
きっと娘を嫁に出したときに、寂しかったと思います。
里帰りするのをとても楽しみにしてくれていました。
その父も、17年前に亡くなり、母は一人でいます。
孝行できるときにしなかった後悔は今もあります。

なぎさ
なぎさ
2006年3月2日0:31

はい!父は今でも大きな存在なんです。

そして私の方も今は母一人で生活しています。
元気だからまだ同居など考えていませんが
その母とはよーーーくケンカになっちゃうんです。
何かと言うと、素直な言葉が出ず、トゲのある言い方をしてしまったり・・・
本当に悪い娘です。
私のそういう所を直さないといけない!って
わかってはいるのに、
ダメですねぇ。

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